WordPressでサイトをSSL化する際に気をつけておきたいこと | SSLサーバー証明書ならさくらインターネット

WordPressでサイトをSSL化する際に気をつけておきたいこと

今やブログだけではなく、コーポレートサイトやECサイト、予約サイトなど様々なWebサイトを作ることができるWordPress。プラグインが豊富にあり、使い勝手も良く利用者数は年々増加しています。一方で、プラグインやテーマなどの設定が複雑でWebサイトのSSL化に苦労をするというお話もよく聞きます。今回はWordPressサイトをSSL化する際に気をつけておきたいことをご紹介します。特に初めてWordPressサイトをSSL化しようと思っている方に読んでいただきたいコラムです。

はじめに

WebサイトのSSL化は、それなりにリスクの高い作業です。事前に確認と準備を入念に行い、作業を行いましょう。

証明書の購入

まずはSSLサーバー証明書(以下、SSL証明書)の準備です。WordPressサイトだからといってSSL証明書の種類が制限されるわけではありません。お使いのサーバーで利用できるSSL証明書なら何でもOKです。ホスティング事業者によっては、他社サービスで購入したSSL証明書は持ち込めない可能性があるので、事前に確認しておきしょう。また、SSL証明書の購入にはCSRが必要なので、こちらも購入前に準備しておきましょう。

さくらのレンタルサーバでは、年間972円で気軽に利用できるJPRS ドメイン認証型から、コーポレートサイトにおすすめなSureServer EV for SAKURAのようなEV証明書も利用可能です。利用するサイトに合わせて証明書を選びましょう(選び方がわからない!という方はこちらをご覧ください)。

JPRS ドメイン認証型クイックSSLプレミアムのようなDV証明書は最短で即日発行が可能ですが、OV/EV証明書の場合は、発行まで10日程度掛かる場合があるので注意しましょう。

サーバーにSSL証明書を設定する≠サイトのSSL化

よく誤解されることがありますが、サーバーにSSL証明書を設定する=サイトのSSL化ではありません。サーバーにSSL証明書を設定してhttps://〜のURLで繋がるようになるだけでは、単純にSSLが利用できる状態になっただけであり、サイトがSSL化されているわけではありません。

https://〜のURLが繋がるようになることでWordPressの設定変更を行う準備が整います。長期に渡りhttpとhttpsが共存するのは望ましくない状態ですが、短期間であれば共存しても大きな問題にはなりません。httpsの疎通までを事前準備として、その後WordPressの設定変更を行うというのは正しい手順です。

サイトのバックアップ

WordPressサイトのSSL化は、ファイルとデータベースの両方を書き換える作業が発生します。場合によっては、CSSファイルやHTMLファイル、PHPファイルを編集する必要があり、誤った編集をすると500エラー出たり、サイトが真っ白に表示されてしまったりする可能性があります。

さくらのレンタルサーバではバックアップ&ステージング機能を提供しており、WordPressサイトを丸ごと簡単にバックアップすることができるので、こういったリスクの高い作業を行う際に効果的です。手作業でバックアップを行う場合は、必ず構成ファイルとデータベースをセットでバックアップするようにしましょう。

SSL化が未経験なので心配…という方は?

さくらのレンタルサーバでは無料SSL機能が利用できるため、テスト用のURLなどを作ってWordPressをインストールし、サイトをSSL化するという練習を気軽に行うことができます。サイトのSSL化が未経験の方は、本番で焦らないように練習をしておくことも大切です。SSL証明書の設定作業が心配という方は、ぜひ練習してみてください。

プラグインを使うか、手作業で設定するかを決めておく

WordPressには便利なプラグインが多数あり、SSL化のプラグインもいくつか存在します。さくらのレンタルサーバでは、「さくらのレンタルサーバ 簡単SSL化プラグイン」という公式プラグインを提供しています。しかし、プラグインは便利な半面ずっと有効化していないとSSL化ができないため、プラグインへの依存が発生してしまいます。 .htaccess への記述と、手作業にてファイルとデータベースのURLを修正する、という方法でもSSL化はできますので、どちらで作業するのが適しているか事前に確認しておきましょう。

さて、準備が完了したらいよいよSSL化の設定作業に挑戦です。順調に進めば30分程度で終わりますが、URLの変更がうまくいかない場合は作業が長期化する場合があります。余裕を持って実施できる時間帯を選びましょう。サイトURL、リダイレクトの設定作業については、さくらのナレッジで連載中の「レンタルサーバでWordPressを運用する際のコツと注意点〜第2回〜」にて紹介されていますので、こちらも併せてご覧ください。

最終更新日:2018.7.2
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